株初心者にやさしいIPOは嘘?お勧めしない理由とは

近年の日本では、老後の生活に不安を抱く人が増加しています。
そのため、資産運用の1つとして株式投資などの金融商品が人気を集めています。
中でも、投資初心者に人気を集めている商品が、IPOと呼ばれる新規上場株に対する投資方法です。
一般的な株式投資とは異なり、上場日に高い注目を集め、買いの流れも一気に高まるため容易に資金を増やしやすく、難しい計算など必要ないのも魅力となっています。

また、IPOは事前に証券会社が設定するブックビルディングの期間に購入者が申請し、抽選により権利が獲得できるシステムを採用しているため、全ての参加者が上場日当日に公開価格で購入できるものではありません。
そのため、証券会社選びが重要な役割の1つを担っているため、ライバルとの競争になることも必至の投資スタイルだとも言われています。
多くのIPOでは,公開価格の数倍に価格が膨らむことが多く、中には上場日当日には価格が定まらないものも少なくありません。
価格が定まらないものは、翌日にも買いが殺到しやすくなっているため、より多くの資金を獲得するチャンスがあることを意味しています。

以上のように、メリットの多いIPOへの投資ですが、実際には損失を被ってしまうケースも少なくないのが実情です。
その原因として挙げられるのが、上場日に人気を集めることができず、公開価格よりも初値が安いくなってしまうためです。

全体的には、公開価格よりも価格が低く取引が終了してしまうケースは、およそ3分の1から半数ほど存在するため、株初心者が失敗に陥る原因になっているとも言えるのです。
また、注目を集めやすいIPOは値動きが激しく、一般的な株式投資よりもリスクが高いことも考慮しておく必要があります。

初心者にはやさしい、と流布されているIPOですが、自身の資産のどのくらいの割合を投資に向けるのかや、とリスクマネジメントに対するビジョンをしっかりと持って始めることこそが、成功への道だとされています。

IPO株の気を付けるべき選び方を学ぼう

株初心者に比較的やさしいと言われているIPOですが、理想通りの利益を得るための買い方には気を付けるべき点がいくつかあります。

まず、証券会社選びのポイントとして、公正な抽選が実施されている会社を選択することです。
公正な抽選とは、資産の大小にかかわらず、無差別に当選者が選ばれるシステムを採用していることを意味しています。

証券会社によっては、資産が多い人が優先的にIPO購入の権利が渡るようコントロールされている場合もあります。
ですが、多くのIPO初心者は、多額の資金を持っていないため、デメリットがあるのです。

さらに、損失を避け、利益を得る買い方として、事前に情報を得ておくことも必要です。
つまり、IPOには人気が集中しやすい業種と、そうでない業種が存在するのです。
人気が集中しやすい業種の場合には、初値が公開価格の数倍にも跳ね上がり、一度に多くの利益を上げることにつながります。

人気の出やすい業種とは、IT関連など最新の技術を誇る企業などです。
以前から存在する業態であっても、それに最新の技術がプラスされていると魅力度も増します。

また、公開株数の少ないIPOを選択することも重要です。
公開株数によって、購入できる株式の数が決まってしまいます。
したがって、公開株数が少ないものほど、購入することが難しく、より高値が付きやすい傾向にあることが言えます。

そして、PERとよばれる株価収益率もチェックしておくと役立ちます。
株式投資初心者には難しく聞こえるものですが、IPOの関連サイトなどを見ると、個別のPERなどが掲載されてるものも多くみられます。
同業他社との比較などで、なるべくPERが低いIPOを選択すると、利益が出しやすいと言えます。

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